ハワイ島ヒロからのアロハ便り
第9回 2008年7月1日号
ハワイ島ヒロからのアロハ便り第8回ヒロのローカル・スーパーマーケットKTA
ハワイ島ヒロからアロ~ハ!
「KTAでは、お客様は毎日特別な人です!」のスローガンで有名なスーパーマーケット、ケイ・ティー・エー。こちらハワイ島ヒロでは、スーパーと言えばKTA、と言うほど地元の人にとって馴染みの深いお店です。
このKTA、実はヒロ在住の日系人二世によって始められたお店なのです。KTAのアルファベットの略はコウイチのK、タニグチのT、アソシエイツのAからなり、元はK.タニグチ商店、と言う屋号のお店でした。今でも日系二世の昔の方々は、お店のことをKTAとは呼ばず、当初と変わらない「タニグチ・ストア」と言う呼び名で呼んでいるんですよ!

創業は1916年。始めはコウイチとタニヨ谷口夫妻が隣近所や友人たちの為に家庭用品や乾燥食材品などを届けるいわゆる訪問販売宅配サービスを始めたことがきっかけでした。コウイチはヒロ町近郊の家庭を自転車で一軒一軒回り注文を取り、商品を届ける、というスタイルで顧客を確保しました。そしてその宅配サービス業を始めた翌年の1916年にやっと念願かなってタニグチ・ストアの第一号店がワイケア・タウンに誕生したのでした。

そして1940年にはヒロのダウンタウンの一角に最初の支店を開店しました。現在も営業を続けているこのケアヴェ・ストリート支店の進出が後の運命の分かれ目になるとは、当時誰もが思いもしなかったことでしょう。

現在ヒロで唯一のホテル郡が並ぶバニヤン通り周辺や公共のゴルフ場がある一帯は当事ワイアケア・タウン、と呼ばれていた大きな繁華街でした。魚市場だったスイサンの反対側にあるゴルフ場のグリーンホールのある辺りがタニグチ・ストアだったところ。今ののんびりとした雰囲気からは想像ができないほど活気の溢れた町で、いわゆるヒロ・タウンの中心街でもあったエリアなのです。あのロコモコで有名なカフェ100もワイアケア・タウンに店を構えていたんですよ!
ところがヒロの歴史を語る上で避けては話せない津波の被害が1946年にヒロを直撃し、ワイアケア・タウンは一夜で災害のお陰で廃墟の町と化してしまったのでした。
そんな突然の大災難に見舞われたのですが、谷口夫妻は持ち前のがんばり精神で困難の時期を乗り越え、1953年には当時としては未だ珍しかった「スーパーマーケット・フォーマット」をダウンタウンのKTAに導入しました。それに続き1956年にはハワイ島としては初のセルフサービスで肉を買える販売エリアを開発しました。今では当たり前の事柄の多くが当時としては未だ新しいコンセプトであったことも、やはり先見の眼があるんですね。時代に乗り遅れることなく順調に事業を拡大していくことへ繋がっていきました。そして1959年には2号店 カイルア・コナ店をオープン。続く1966年にはヒロのプアイナコ店(こちらは大きくて色々な商品が揃っているのでとてもお買い物がしやすいです!)をオープンし、'89年、'90年にはワイメア店、ワイコロア店、と次々とオープンさせ、現在では合計店舗数が6店舗になるまで成長しました。
私は全6店舗すべてを制覇(!?)しましたが、どこのKTAもその地のロコな特徴があって面白いですよ。例えば一番最近KTAファミリーとして加わったワイコロア店は「ワイコロア・ヴィレッジ・マーケット」と云う名で出店しており、ワイコロアというリゾート型のコンドミニアムが隣接する場所柄上、KTAグループの中でも一番グルメな品揃えなんです。ヒロのダウンタウンにあるのはその歴史もグループの中では一番古いということや、日系2世のお客様が多いことからか、お刺身なんかの品揃えも(そして値段も!)同じヒロにあるプアイナコ店よりもっと数が多かったり、安かったりするんです。
谷口夫妻のモットーは「サービスと品質が欠けていては成長と成功は有り得ない」ということでした。この精神を現在でも受け継いでいることの表れとして、KTAは様々なサービスや品質向上を常に実施しています。
そのうちの一つ、KTAで最も特筆すべくことは地元の生産者をサポートするというコンセプトから誕生した、マウンテンアップル・ブランド。こちらはハワイで生産されている食料品を扱う自社ブランドで、KTAが自ら地元の生産者と契約し、仕入れている商品郡なのです。つまり、このラベルが付いている商品は米国本土から「輸入」された商品ではないということ、それは地元の新鮮な商品を手に入れると同時に地元のビジネスをサポートする、ということに繋がっています。地元の消費者としては一石二鳥、新鮮な食料品を手に入れハワイをサポートするということになるので嬉しい限りです!私も買い物をする際はなるべくマウンテン・アップル社の食材を探してお買い物をするようにしていま~す♪特に野菜などは地元農園からの美味しいトマトやきのこ類などが豊富で嬉しいですし、ミルク、肉類に関してもやはり安心できる食品ということで○。1994年から始まったこの自社ブランドは今も地元の生産者と共に成長し続けています。
リサイクルや環境に優しい、というコンセプトに関してもどこのスーパーよりいち早く取り入れていたのはこちらKTAではないでしょうか?
日本ではお買い物袋を持って買い物することはもう既に当たり前だと思うのですが、こちらハワイではまだまだ。最近やっと浸透してきた、といった程度です。ですがKTAでは以前から自分のバッグを持参すると還元してくれる制度を取り入れており、プラスチック・バッグの場合は3セント、紙・布バッグの場合は5セント、数と種類に応じて持参したバッグの分を還元してくれるのです。塵は積もる、ということで少量でも「主婦としてはうれしい!」制度ですよね。
それ以外にもワイメアとカイルア・コナ店では、2007年からPVと呼ばれている太陽電力システムを導入し、再生可能なエネルギー源をお店の運営電力として使用しています。今までに既に60万kWh以上にも及ぶエネルギーを起こしてきているというこのシステムは、当に環境に優しいスーパーを実践している証ですね。
と魅力満載の「KTAスーパーストアー」。
次回「ハワイ島ヒロからのアロハ便り」10号ではKTAで購入できるお勧め商品をご紹介いたしますのでお楽しみに。
あ、決してKTAの回し者ではありませんので悪しからず♪
それではこれからKTAに夕飯のお買い物に行ってきま~す!
吉田 玲子
KTA関連情報:
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KTAスーパーマーケットのホームページ:
http://www.ktasuperstores.com
2007年から運営を開始した自社ウェブサイト
KTAに関するあらゆる情報満載です。 -
ハワイ島6店舗全店情報:
- KTA ケアヴェ・ストリート店(ダウンタウン)
住所:321 Keawe St., Hilo, Hawaii 96720
電話番号:(808) 935-3751
営業時間:(月~土)7:00~21:00、(日)7:00~18:00 - KTA プアイナコ店(KTAセンター内)
住所:50 E. Puainako St., Hilo, Hawaii 96720
電話番号:(808) 959-9111
営業時間:(月~日)5:30~24:00 - KTA カイルナ・コナ店(コナ・コースト・ショッピング・センター内)
住所:74-5594 Palani Rd., Kailua-Kona, Hawaii 96740
電話番号:(808) 329-1677
営業時間:(月~日)5:00~24:00 - KTA ケアウホウ店 (ケアウホウ・ショッピング・センター内)
住所:78-6831 Ali’i Dr., Keauhou, Hawaii 96739
電話番号:(808) 322-2311
営業時間:(月~日)7:00~22:00 - KTA ワイメア店(ワイメア・センター内)
住所:65-1158 Mamalahoa Hwy., Kamuela, Hawaii 96743
電話番号:(808) 885-8866
営業時間:(月~日)6:00~23:00 - KTA ワイコロア・ヴィレッジ・マーケット店(ワイコロア・ハイランズ・センター内)
住所:68-3916 Paniolo Ave., Waikoloa, Hawaii 96738
電話番号:(808) 883-1088
営業時間:(月~日)6:00~21:00
- KTA ケアヴェ・ストリート店(ダウンタウン)
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KTA自社のテレビ番組「リビング・イン・パラダイス」:
毎日19:30から21:00まで、オーシャニック・タイム・ワーナー・ケーブル・チャンネル27でオンエアされています。
過去のオンエア番組を観るにはこちらでご覧ください。
日本語でもOKです:Iamhawaii.com http://www.iamhawaii.com/videos
