
するアーティスト達
ハワイ島ヒロからアローハ!
今年で33回目を迎えたハワイアン音楽界の功績を称える、恒例ナー・ホークー・ハノハノ賞の授賞式に、先日ヒロ市民の一代表者として出席して参りました~!
今年は授賞式に関連した、4日間に渡るハワイアン・ミュージックを祝う祭典、ナー・ホークー・オ・ハワイイ・ミュージック・フェスティバルも行われ、5月最後の週末、ホノルルはハワイアン・ミュージックの熱気で大いに盛り上がりました。
フェスティバル最終日の5月30日に行われた授賞式は、例年ホテルの大宴会場ホールで行われていたのですが、心機一転、今年はビッグなハワイイ・コンベンション・センターでの開催となりました。
そもそもこのナー・ホークー・ハノハノ賞とはどんな賞なのでショウか?(オヤジギャグ、すみません!)
1978年、当時世界で唯一オール・ハワイアン・ミュージック・ラジオ局として存在していた、KCCN-AMラジオ局の名物DJであった、クラッシュ・ケアロハ氏が、ラジオ局PRの一環として練り上げたコンセプトが、ナー・ホークー・ハノハノ(ハワイ語で「名誉の星」という意味です)。これはハワイイに於いてレコーディングされた優秀なハワイアン音楽を正式な形で称え、そして祝う、ということ。
メインランド(米国本土)などで行われる音楽賞、特にグラミー賞などでハワイアン・ミュージックの存在価値、そして認識すらされていないことに対する、ポジティブな反応でもあったのです。
そしてこのすばらしいコンセプトに賛同したラジオ局のオーナー、シドニー・グレイソン女史とケアロハ氏のDJチームの仲間であった、キモ・カホアーノ氏(そう、メリモのテレビ放送でもMCをやっているあのキモさんです)とジャクリーン・スカイラーク・ロゼッティ女史(現役名物DJとして有名です)のチームワークで、初年のナー・ホークー・ハノハノ賞授賞式が1978年に開催されました。
生中継される
その後、初年から数年間は一般投票で各部門の受賞が決定されていましたが、実質的にハワイの音楽家により結成された、音楽アカデミーが存在していなかったことから、米国本土のNARAS(ナショナ ル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンスNational Academy of Recording Arts & Science)を模範とし、1985年よりHARA(ハワイイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ Hawai’i Academy of Recording Arts )という非営利団体のアカデミーが設立され、優れた地元ハワイの音楽を広め、向上させ、推進することに力を注いできました。それ以来、毎年授賞式のテレビ中継もHARAがすべてを担当し、現在のようなハワイでも一番注目を浴びる授賞式となったわけです。
三人のトリオショット!
今年の各受賞部門の選択は、2009年の1月1日から2009年の12月31日の一年間にリリースされ、HARAに提出された、ハワイアン・ミュージックのレコーディング作品を対象に選出されました。さまざまな部門がある中、もっとも人気のあるエンターテイナーが受賞することのできる「The Favorite Entertainer of the Year Award(年間最優秀人気エンターテイナー賞)」は一般市民の投票から受賞者が選定されるので、一番注目される賞でもあります。
今年は、やはり、いまだ衰えることないジェイク・シマブクロが最優秀インストルメンタル賞とこのフェイバリット・エンターテイナー・オブ・ジ・イヤーを見事獲得!本当にナイスガイなジェイクだからこそ、の納得の優勝でした!お母さんが一番最初の先生で4歳のころからウクレレを習い始めた、と受賞スピーチで母への感謝の言葉を述べていたジェイク、これからも応援しちゃいま~す♪
さて、授賞式当日はとっても良いお天気で、ホノルルらしい明るい太陽の下、次から次へとリムジンに乗ったノミネート・アーティストが正面玄関に到着します。レッド・カーペットが敷き詰められたエリアは、セレブなオーラが周辺に漂っていました。テレビや報道取材陣が写真を撮ったり、インタビューをしたり、と華やいだ雰囲気の中、入場者はエスカレーター経由で会場へ。前列はノミネートされたアーティストが座り、会場内はたくさんのレイを首にかけた人たちのお陰でい~い匂い!ハワイを感じる瞬間ですね♪
授賞式の様子は写真からお楽しみいただくとして、今年のナー・ホークーで楽しかったのは、熟練ミュージシャンの登場でしょうか?
ケニー・ロギンスや元フリートウッドマックのミック・フリートウッドなどがハワイアン・ミュージック界の大御所、ヘンリー・カポノと共演したり、味のある音楽を堪能できたのがグッドでした。
それから、ハワイアン・アルバム・オブ・ジ・イヤーを受賞したウルヴェヒ・ゲレロ(クム・フラ・インタビューをご覧ください♪)のパフォーマンスでは、受賞アルバムにも導入されている鎌倉の歌を、美しい桜の映像とフラと日本舞踊をバックに、その美声を聞かせてくれたのが印象的でした。そして放映はされませんでしたが、グラフィック賞は今回、三度目のノミネートでめでたく初受賞した、クハオ・ゼーン。
デザインしたのはハワイ島が誇るコハラ出身のローナ・リムの「ポリナヘ」。ローナのCDのタイトル・ソング「ポリナヘ」も見事、ソング・オブ・ジ・イヤー賞をご主人様のワイラウ・ライダーと共に受賞!リム・ファミリーの末っ子としてさすがの受賞で、これまたハッピ~♪
2010年のナー・ホークー・ハノハノ・ミュージック・アワーズの夜はその後、アフター・パーティーでもかなり盛り上がり、なんと日本からゲスト参加したゴスペラーズのライブも聞けてしまった、というオマケつきで終了したのでした~。
それでは速報ということでまだまだ書き足りませんが、また来年をお楽しみに~!!
吉田 玲子
左2番目:父、シグ・ゼーンと嬉しそうな初受賞のクハオ
右2番目:ハパの演奏でチャントを披露したチャールス・カウプ
右:ケニー・ロギンスとヘンリー・カポノとの共演
関連情報:
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主な受賞者リスト
http://www.hawaiinewsnow.com/Global/story.asp?S=12569041 -
オフィシャル・サイト
http://www.nahokuhanohano.org -
ナ・ホク・オ・ハワイイ・ミュージック・フェスティバル・サイト
http://www.nahokuohawaiimusicfestival.com(英語)
http://www.nahokuohawaiimusicfestival.com/japanese.php(日本語)