ホーム  >  メリー・モナーク・フェスティバル特集第1回インタビュー「ジョージ・ケオキ・デメロ」

メリー・モナークフェスティバル特集第1回

インタビュー第4回ジョージ・ケオキ・デメロ

ジョージ・ケオキ・デメロ George Keoki DeMello
ハワイ島ヒロ生まれ。少年期をオアフ島にて過ごす。1972年からはヒロに戻り現在に至る。
「ザ・メリー・モナーク・フェスティバル」のオフィス・マネージャーとして25年(ボランティア時代も含めれば30年以上)勤務。
毎年メリー・モナークの王様と女王様の正装デザイン及び縫製するなどその他、この大会に対する彼の貢献度は計り知れない。
群馬県伊香保にも何回も来日しており日本通でもある。趣味は料理、手芸、工芸など。

ハワイ島ヒロが年間を通して最も賑わいを見せるのはメリー・モナーク・フェスティバルが開催される復活祭後の一週間。普段はゆっくりのんびりペースのヒロの街もこのときばかりは活気に満ち溢れます。今年で45回目になる当フェスティバルはフラ界のオリンピックとも呼ばれており、数多くあるフラの大会の中でも最高峰の大会とされています。
そのメリー・モナーク・フェスティバルを運営する事務局にこの方25年間も勤務している重鎮スタッフでオフィス・マネージャーの肩書きを持つジョージ・ケオキ・デメロ氏にインタビューをさせていただきました!
MMオフィスで仕事をするジョージ
MMオフィスで仕事をするジョージ
いつもにこにこ、そしてダンディーな趣のジョージさん、実はヒロ・オリジナル・ブランドでもあるシグ・ゼーン・デザインズで勤務している私の同僚でもあるのです。そういった関係もあり、この大変いそがしい時期にも関わらず台風の目玉でもある運営事務局のあるオフィスへお邪魔させていただきました。
オフィスは現在ヒロ・ラグーン・ビルと呼ばれているワイロア池に面したビルの最上階のスイートに設置されており、お邪魔した当日は引っ切り無しに電話が鳴り、オフィスを尋ねてくる人たちが立ち寄ったりで本当に大忙しでした。
こちらのオフィスには本フェスティバルの創始者であるエグゼクティブ・ディレクター、アンティー・ドッティーの娘二人がジョージと共にオフィス勤務しています。一人はメリー・モナーク・フェスティバルのプレジデントとして母の意志を受け継ぎ高い志を元に仕事をこなすアンティー・ルアナ、そして彼女の妹でジョージと一緒にオフィス・マネージャーとして熱心に家族の仕事をサポートするアンティー・レイナニ。なんとジョージを含めるとたったの3人で事務局を運営しているのです!本大会に関する一切の情報はこの3人から発信され、チケットはもちろん、初参加のハラウのケアからプログラム内容に至るまで全てがまかなわれている脳みその部分です。当然一人二役は当たり前、ということなのでしょうがそんなことなんのその、といった三人の粋なスタンスにメリー・モナーク・フェスティバルの心意気を感じました。もちろんこの関係は長らくお互いを信頼できる歴史があるからこそ成り立っているのでしょうね。
この3人がMMの実質的な運営の中心人物
この3人がMMの実質的な運営の中心人物
その素晴らしいチームワークの要となっている中心人物、そして司令塔は今現在でもアンティー・ドッティーであることには変わりないようです。ご高齢のため公の場へは余り姿を見せることは最近ありませんが、ジョージ曰く「アンティーから『これをやりなさい、あれをやりなさい』という指令は未だに常日頃あるよ!」とのことです。45歳になった末っ子の「メリー・モナーク」は、まだまだアンティーがしっかり手綱を引いているんですね~。「アンティーから言われたことをこなしていかないと!」、とウインクして笑うジョージ。このようなオハナのサポート、そして草の根的な運営スタイルが世界的に有名なメリー・モナーク・フェスティバルをアロハを感じさせるユニークな存在にしているんだと思います。
さて、主題であるジョージ氏がアンティー・ドッティーと知り合ったのは家族同士の近所付き合い、というごく自然な形から始まったそうです。いつもなにかと面倒を見てくれ世話をしてくれた、「アンティーは僕のお母さんのような存在なんだよ」、とジョージ。
ジョージがメリー・モナークと関わることになったきっかけは、地元のケアウカハにある教会の青少年グループに属していた頃に訪れました。ジョージはその青少年グループがメリー・モナークのパレードの山車を作ることになったことから彼もそのチームに参加しました。そしてその山車製作に初参加したときをきっかけにずっとそれ以来メリー・モナーク・フェスティバルに関わり、アンティー・ドッティーのお手伝いをしてきた、という訳です。
ジョージのメリー・モナークとの過去と現在の関わりを聞いていると、とにかくあらゆる事柄に精通しているジョージだからこそアンティーからのさまざまな要求にも応えることができ、また結果を出すことができたのだと確信してしまいます。その感想を述べるとそこら辺はさらりと「誰かがやらなければならなかったからやっただけ」と仰るのですが、そのコメントを聞いてやっぱり「脳ある鷹は爪を隠す」のだ、と思いました~!
恒例の王様夫妻の衣装はジョージの手縫いなのです!
恒例の王様夫妻の衣装は
ジョージの手縫いなのです!
ジョージが過去にやってきたことの一例として挙げられるのは、メリモ大会の最終日に当たる土曜日の午前10時半から行われる恒例のパレード。一時はこのパレードの総括・担当をしていたこともあったそうです。
このパレードの目玉の一つはパーウー・クイーンと呼ばれる女性の騎馬のパレード。豪華なドレスを纏ってパレードをするのですがジョージはそのパーウー・クイーンの衣装をデザインそして縫製していたこともあるそうなのです!
なんと馬を持っていたことから乗馬の経験があるのでその知識が役にたったそうです。「1985年ごろから数年、毎年パーウードレスを作っていたね。あれは担当者が5年ごとに交代することになっている」そうなので「最近はやらなくて済んでる」そうです!結構スカートのボリュームがあるので作るのが大変なのだとか。
お裁縫の腕前もかなりのレベルだと思うのですが、自分の叔母の一人にとってもお裁縫が上手な人がいて彼女から基本を教えてもらったそうです。あとは見よう見真似で創作しているのだとか。やはり基本的に器用な人なんですね!
ジョージが王様と女王様用の4日分の衣装を作っている
ジョージが王様と女王様用の
4日分の衣装を作っている
その他の「仕事」として、本大会中は会場内でのいわゆる現場監督、アンティー・ドッティーのアシスタントはもちろん、とにかくスーパー裏方スタッフとして忙しく現場を仕切っています。この大会の裏表を全て把握している彼だからこそできることだと思います。
これだけでもかなりの貢献度だと思うのですが、ハイライトはこちら。この過去7年ほど、ジョージがロイヤル・コートの王様と女王様の衣装担当としてデザインから縫製までやっているのです!ロイヤル・カップルは毎日お召し変えをするので、メリモ期間は合計で4セット/4パターンの女王様&王様用の正装ドレス&ジャケットが必要になります。それを全てジョージが縫っている、というのですから「すごい」の一言。事務局とシグ・ゼーンでの仕事をし、もちろん家族の世話もしていったい何時そのような時間を捻出しているのでしょうか?「去年の2007年の大会のときはクイーンの本番10分前になってもまだ袖口を縫いつけていたよ!ドレスが完成したと同時に舞台に間に合った。もうスリル満点さ!」舞台裏ではやはりものすごいドラマが待ち受けているんですね~!今年は結構スムーズだった様ですが、それでも毎年奮闘していることは間違いないようですね。でも彼に言わせれば、それも楽しみの一つ、なのだとか。
メリモの『縁の下の力持ち』この人です!
メリモの『縁の下の力持ち』この人です!
ということでジョージのマルチタレント振りが少しはご理解いただけたと思います。毎年、メリー・モナーク・フェスティバルで何が一番楽しみですか?との質問に「大会期間中に出会う人々!新しい出会いや、友達との再会など、世界各国の人たちと交流できることかな?」とジョージは答えてくれました。
ジョージは日本にもメリー・モナーク・フェスティバルの代表者として群馬県の伊香保で行われているハワイアン・フェスティバルへ何回も訪れています。ここはハワイ島ヒロ市と姉妹都市締結をしていることから毎年メリモの優勝ハラウがこちらを訪れることになっているんですね。なのでジョージは日本通でもあるんですよ!
日本の温泉が大好き、と言って笑うジョージ。彼のこの超明るく根あかで真面目な性格が今後一層メリー・モナーク・フェスティバルを支えていくことでしょう。
マハロ・ヌイ・ロア、そしてこれからもますますがんばってね、ジョージ!

関連情報:

1)メリー・モナーク・フェスティバルに関する情報は(英語のみ):

www.merriemonarchfestival.org
2009年のメリー・モナーク・フェスティバル開催日は4月12日(日曜日)から18日(土曜日)まで。主な大会日の詳細は下記をご覧ください:
4月15日(水曜日)→ホイケ・ナイト
4月16日(木曜日)→ミス・アロハ・フラ・ナイト
4月17日(金曜日)→フラ・カヒコ・カーネ&ワヒネ
4月18日(土曜日)→フラ・アウアナ・カーネ&ワヒネ、優勝者発表

2008年の大会入賞ハラウもこちらのサイトでご覧になれます。

2)ヒロの地元新聞紙、ハワイ・トリビューン・ヘラルド紙のウェブサイトでは期間中、写真や記事などが掲載されるので要チェック(英語のみ):

http://www.hawaiitribune-herald.com/merrie_monarch/
フェスティバル開催週の日曜版には恒例となっているメリー・モナーク・フェスティバル特別版が折り込まれます。こちらは地元ならではのメリモに関する情報や記事が満載ですので良い記念になるでしょう。トリビューン・ヘラルド本社に行けば折込を購入することもできるのでフェスティバルのスタートする日曜日当日に購入できなくても大丈夫!日曜版の新聞は$1.00、通常は.50セントなので、新聞を本社で購入すれば新聞と共に折込版が無料で購入できるシステムです。
ハワイ・トリビューン・ヘラルド社(Hawaii Tribune – Herald)
355 Kinoole St. (本社住所:Mamo St. とKinoole St.の角)
Hilo, Hawaii 96721
電話: (808) 935-6621
Fax: (808) 969-9100
営業時間:(月~金)8:00 – 16:30

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