メリーモナーク特集 地元ヒロのハーラウのメリー・モナークへの初挑戦!

アロ~ハ・カコウ!いよいよメリー・モナーク・フェスティバル・ウイークが始まりました。
今回のメリー・モナーク特集は、大会開催地の地元ヒロにて活躍するクム・フラ、エマリー・アリイリイオカラニ・アセレットとハーラウ・ナー・プア・オ・ウルハイマーラマ(Hālau Nā Pua ʻO Uluhaimālama)が、メリー・モナーク・フェスティバル大会へ向けて初挑戦する様子をレポートさせていただきました!

 
エマリー・アセレット氏

まずはクム・フラとハーラウのご紹介です。普段はダウンタウン・ヒロにあるシグ・ゼーン・デザインズにて勤務しているクム・フラ、エマリー・アセレット氏は、去年惜しくもお亡くなりになられたクム・フラ、故レイ・フォンセッカから1997年に正式にウニキ(卒業を認められた儀式)を受けました。故クム・レイは故アンクル・ジョージから唯一正式にウニキを受けられたクムであり、クム・エマリーはその直伝のクム、ということになります。

ハーラウ

当初ハーラウは、ヒロにあるリリウオカラニ児童センターの恵まれない子供たちにフラを教えるプ一環のプログラムとして、1996年に故クム・レイの指導の元設立されました。そのハーラウのフラ・インストラクターとしてクム・エマリーが教えていたのですが、翌年ウニキを受けたことからハーラウはクム・エマリーのハーラウとして独立しました。
15人からスタートしたハーラウも現在100人以上、3歳から80歳、という幅広い年齢層の生徒さんから構成されるほどのハーラウに成長。
ハワイの伝統文化を継承することに重点を置き活躍していることはもちろんですが、それ以外にアメリカ政府に王位と国を奪れ、ハワイ王国最後の女王となった、リリウオカラニ女王が作曲した数多くの素晴らしいフラとメレ(歌)を永続すること、さらに女王に関連した楽曲やフラを永続させることを焦点としています。今回大会の為に選曲したメレも、もちろんその主旨を反映させたカヒコとアウアナの選曲となっています。

 

今回メリー・モナーク・フェスティバル(以下MMF)の大会が初挑戦となるクム・フラ、エマリーとハーラウですが、今までにも様々なMMF関連のイベントに関わってきました。MMFの開催日となるイースター・サンデーに行われるホオラウレア、連日行われるヒロ市内のホテルのショー等でのパフォーマンス、その他のイベントにも地元ハーラウと共に、MMFの「脇役」としてがんばってきました。

特筆すべきは、2009年と2010年のMMF会場のデコレーションを全て任された、という名誉ある役割。
これはもちろんMMFの総監督を勤めるアンティー・ルアナが毎年ハーラウを指名することで決定する「お仕事 (ボランティア作業) 」なのですが、去年は特にアンティー・ドッティー、アンクル・ジョージ、アンクル・レイ・フォンセッカと相次いで亡くなられたMMF草創期の御三方へ追悼を込めた象徴的なデコレーションが話題を呼びました。

帽子とサングラス
去年ご覧になっていらっしゃる皆様方の記憶にも新しいと思いますが、舞台正面右奥にあった二つの帽子(アンティー・ドッティーとアンクル・ジョージ)そしてサングラス(アンクル・レイ・フォンセッカ)がそれです。これらを含む会場のデコレーション、もちろん舞台周りに飾られる植物から、会場にあるカラーカウア王の写真の周り、ロイヤル・コートの席周りなど、会場全てのエリアを含む装飾はすべてクム・エマリーとハーラウのクリエイティブ・チームの腕前によるもの。
使用される植物や花々は全てグリーンポイント・ナーサリー(アロハ便り2010年6月30日号をご参照ください)より提供されますが、前もって使用する量や種類を依頼しなければなりませんので、結構大変な作業なのです。クム・フラの仕事はもちろんフラを教えることが一番ですが、それ以外にもそのクムの持つ美的センスが大変重要な特徴となるわけです。その意味では申し分のないセンスを持ち合わせたクム・フラ、エマリーですね。

 
イプへケ作り

さて、そんな活躍振りやハーラウとしての実力と実績が、クム・エマリーにとって一つの大きな目標でもあった、MMFの出場実現の道のりを築き上げたのでしょう。以前「期が満ちたらMMFへ出場したい!」と穏やかな口調で語ってくれていたことが、去年MMF事務局へ申込書を提出したところ、見事「出場可」の返事が届いたのです!

クムとイプへケ
それから、去年ホノルルで行われた2011年MMF総会議に出席したことで、正式に参加ハーラウとなったことを機に、選曲から大会申請書を提出したりと、着々と出場日までの約半年以上を目標に向かって突き進んできました。
準備期間の一つの目標は、フラ・カヒコで使用するイプ・ヘケ(二つのひょうたんから作られるハワイの伝統的打楽器)を出場するダンサー、一人一人が自分達の手で作ることでした。11月下旬から始まったこの作業を経て、無事にクムを含む全員が3週間じっくりと時間を掛けて、各自のイプ・ヘケを作り上げました!
イプ・ヘケは自分の体の分身のように大事にされ、神聖な物として扱われることからも、買ったものではなく自分達で作ることに重点を置いたのです。カヒコのパフォーマンスで使われるダンサー達の血と汗と涙(?!)の結晶、イプ・ヘケにどうぞ皆様ご注目くださいね!

 
クム

今年の1月下旬にはハワイ火山国立公園で定期的に行われるフラのイベントに参加し、キラーウエアにも踊りを奉納してきました。
このような舞台を一つずつこなしていく中で、ハーラウもだんだんと引き締まってきた感じがあります。

キラーウエアでの踊りの奉納

そしてMMF出場まであと2週間!と迫った4月中旬のある日の夕方、大会が行われるイーディス・カナカオレ・テニス・スタジアムでのリハーサルを見学させていただきました。
この日は大会会場での初めての舞台上での練習とあり、カヒコとアウアナの両方のナンバーの練習をばっちりとおさらい。緊張感のみなぎる中、それでもにこやかに指示を与えるクム・エマリーに初舞台を踏むその心意気と心境を聞いてみました。
「ダンサーの一人一人がそれぞれに精一杯踊り、これを期に成長していく姿を見れることが本当にうれしい。とにかくエンジョイしてほしい」、とのことです。フラというのはクム、そして踊り手の精神の清らかさそのものを表す踊りであり、生命に満ちたエネルギーなのだ、という持論を持つクム・エマリー。ハワイ島ヒロの地元出身のクムとハーラウということで、会場の観衆の反応はそれはそれは盛り上がるでしょうね!今から楽しみ、そしてドキドキです!

リハーサル

さあ、本番日の4月29日と30日、ハーラウ・ナー・プア・オ・ウルハイマーラマはトップバッターで念願のMMF初出場を果たします!とにかくハーラウのパフォーマンス&活躍をお楽しみに、ぜひ応援おねがいいたします♪
そしてクム・エマリー&ハーラウの皆様、がんばってくださいね!!!

 

本番はハワイのテレビ局、KFVEの生中継からご覧ください:http://www.k5thehometeam.com

今後のクム・エマリーとハーラウの活躍振りはこちらのハーラウ・ブログからご覧ください:
  http://halaunapuaouluhaimalama.blogspot.com

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